梅雨ですね | てざわりの記憶

てざわりの記憶

目で、手で、耳で、時には舌で触れる日々の手触り。

その記憶。

私は雨が好きなので苦にならない性質なのですが、ついに我が大分県にも梅雨の季節がやってきました。

子どもの頃からどういうわけか雨好きで、霧のように降りてくる雨も激しく叩きつける雨も愛していたし、雨宿りの軒を落ちてくる雨粒も、傘を忘れてずぶ濡れになる生暖かさも同じように好きでした。

私の住んでいるところは今夜も雨で、窓を開けて雨音を楽しんでいます。

とりわけすきなのが、雨音を聞きながら入るお風呂。

風呂場の電気を消して雨音を聞きながら、どこか遠い山の中や誰も居ない海の上に落ちる雨粒を想像します。

野にも山にも、そして町にも平等に雨が降ってくる、と言うことがなんだかとても安心できるような気がするのです。

よし、世界はちゃんとしてる。

きっと私も大丈夫。

明日の健康診断も、きっと(笑