てざわりの記憶

てざわりの記憶

目で、手で、耳で、時には舌で触れる日々の手触り。

その記憶。

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初盆がやってきた。


そもそもお盆と言う物は自分にとっては懐かしい親戚がそろうにぎやかな日であり、休みが合う友人たちとの再会の日であり、ちょっぴり特別で浮かれて、それでいて不思議な静けさと倦みをはらんだ非日常の存在だった。


今年の四月に父が亡くなり、喪主として慌ただしい日々を送ってきた。

今年迎えるのはいつものお盆ではなく、初盆だ。


亡くなった人が返ってくると言うこの日、現世の高速道路と同じく幽世との道もごった返している事だろう。

次々とやってくるお客さんたちに感謝し、対応しながら、死んだ父親の私の知らない面を沢山知る事が出来た。アダルトチルドレンの私にとって父に対する思いはそんな話を聞いた後でも変わらないのだが、それでも父の存在で楽しい思いや助かった人たちがいた事にほっとする。


あいつさえ死ねば、いや、殺せたら、と何度思った事だろう。

父は死んだ。しかし、自分は何も変わっていない。


私を苦しめた父は今でも私の中に生き、もはや私の一部と化して私を操っている。

それがもはやこの世に居ない存在だと、間違った学びであったと自分に言い聞かせてみても、おいそれと変われない。


もう役に立たなくなったモノと、今でも暮らしている。

見回してみれば、ずいぶんと同じようなものがある。

ブログの存在をすっかり忘れていました(笑)

その後、放送大学は無事卒業し、現在は介護福祉士の実技試験の勉強中です。

相変わらず山に登ったり心理学を学んだり、落ち込んだりお酒を飲んだり・・・あれ、何も変わってないな^^;


ブログも再開しないとね!


放送大学の卒業が見えてきたので、この先のことを決めなきゃいけません。

放送大学大学院を目指すか、精神保健福祉士の道を進むのか・・・。

悩んでおります><

放送大学の試験期間が始まりましたね~!

私の始まりは火曜日の「記憶の心理学」!

教科書をなくしてしまい、あわててamazonで取り寄せるも、私のクレジットカード会社が海外での不正利用のためamazonでの取引ができなくなっていたというダブルパンチ@@;

・・・でもガンバル!


というわけで、私の山登りはここに始まったのだった!


・・・話は2009年の八月にまでさかのぼる。

その日、私は分県登山ガイドなるものを眺めながら、デビュー戦をどこにするか悩んでいた。

どうせならアムロ・レイもびっくりの初戦を飾りたいものだ。

・・・・というか登山中に「こ、こいつ動かないぞ!」などという事態も予想できるだけに行先は慎重に選ぼう・・・パラパラ。

ふむ、大分県はいいところだなぁ、素敵な山がたくさんあるよ!久住、祖母、県南や国東の岩山なんかも魅力!


そうそう、私の当面の目標は祖母山である。

中学校の時に行った祖母山キャンプがすごく楽しくて、もう一度、今度はその頂上を極めてみたい。

「祖母山よ!私は帰ってきたぁぁぁあ!」と叫ぶ日を夢見て、少しづつ頑張っていくのだ!


ちなみに私はピークハンターではない。単純に山の中にいるのが好きなので、九合目まで登ってご飯を食べて「ああ、楽しかった!」と帰っても全く平気な人間である。

山で過ごす時間が単純に好きなのです(*^▽^*)

ですので、拍子抜けな結果になることも多々あると思いますが、それが私の仕様です!ゴメンナサイ!


さて、どこにするか。山に登ったことが無いわけではないが、今回のように装備からそろえて本格的に山に登るのは初めてなんである。なので、初心者と考えていいであろう。

そんな私の目にとまった山がある。その名は「福万山」!

ファミリーハイクに最適、歩きやすい、展望もよい等々の魅力的な単語が並んでいるではないか。

初心者向け。好きな言葉だ!何より、名前がめでたい。

よし、福万山、君に決めた!


ワクテカしながらその日を迎えた私は一路、愛車の白いmove「シグコンタンク」に乗り、高速で湯布院ICへ。

本の記述に従い、青年自然の家に車を止めて駐車料金を払い、登山届を出した。

これで私も大いなる山の世界へとエントリーを果たしたのだ!



てざわりの記憶-いざ山へ 青年自然の家から第一目標の福万山を望む


我往くは星の大海!

疾風ウォルフも真っ青の鈍足で大いなる頂を目指すのだ。

九六位山のトレッキングで慣らした登山靴もいいかんじ。

バックパックのOSPRAY・エイリアンも重さを感じさせないフィット感である。

参考コースタイムは約3時間とある。ふむ、わが軍の進行速度から行くなら同タイムくらいは出るであろう。

無論、片道で3時間である。ε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ



てざわりの記憶-えんとりぃ  暫く行くと、ついに山への入り口に着いた。

ここより湯無田高原へと入っていく。本当の山への入り口はもう少し先なのだ。

ぎりぎりまで車で行けるらしいが、気持ちのいい高原ハイクを楽しみたいのでここからスタート。

天気は快晴、風もゆるやか。最高の登山日和だ!

そこにいきなり・・・


てざわりの記憶-問い そもさん!


せっぱ!え、えっと・・・ひ、人に何か聞くときはまず名を名乗れ!ヽ(`Д´)ノ

・・・・ご存知の方、教えてください(笑)

おそらく、青年の家でのレクリェーションに使っているのであろう、ところどころにこんな感じの看板が立っている。オリエンテーリングかな?

そういえば前に、急にオリエンテーリングがやりたくなっていろいろと調べたのだが、どうも大分県はオリエンテーリングコースの維持、保存にあまり興味が無いらしい。どこも廃コースばかりになっていた。残念至極。

あ、あのとき無理を言って施設を使わせてもらった真玉少年自然の家の方、ありがとうございました!o(^▽^)o



てざわりの記憶-SOUGENN
振り向いてパチリ。まっすぐで気持ちのいい草原歩きだ。

ここでお弁当を食べて帰る衝動に駆られるも、さすがに一歩も山に入らずに帰るのはどうか(笑)

でも、それくらい気持ちのいい場所である。

犬と走りまわったらさぞかし楽しいだろう。
行方不明になったままの愛犬マリオよ。

番犬としては全く無能な、しかし人が好きで誰にでもしっぽを振って懐いていたお前の姿が目に浮かぶ。

宿敵、赤カブトを倒したら帰ってこい!

案外、近場で飼われている気もするのだが(笑)
前科もあるしね!